【富山】登山初心者、立山縦走に挑戦する旅(2日目)
ここから2日目になります。
登山と縦走のメインは2日目になるので、ちょっと気合を入れて歩いていきたいとおもいます。
まずは宿泊した一の越山荘から5:30に出発。今日は雲がない快晴で遠いですが、槍ヶ岳や穂高連峰など、北アルプスの山々が展望できます。これは頂上からの景色も期待できそう。
まずは雄山に向けて歩きますがすぐに急こう配の斜面です。まだ、登山者は数人程度で混雑していません。
しばらく上って振り返ると一の越山荘が大分下に見えます。
出発して30分急斜面のガレ場が続きます。思ってたほどは怖くないかな。
出発して約1時間後、やっと雄山山頂が見えてきました。
雄山に到着しました。
参拝料500円を払って。山頂3003mにある雄山神社を参拝します。しかし、神主さんと話をしたり、何やら興奮してしまってお社の写真を撮ってなかった・・ショック。
山頂から売店?方向をパシャリ。
南東方向をパシャリ。写真だと小さいですが、真ん中遠くに富士山が見えます。神主さんによると、日本三大霊山(富士山、立山、白山)を同時に見ることができるのは雄山なんだとか。いずれにしても遠く富士山を見ることができて、なんだかうれしい気分に。ちなみに白山も見ることができました。
参拝を済ませたら、大汝山へ向かいます。
雄山から30分もかからずに大汝山(3015m)に着きました。
やや不安定な足場を上り山頂に登ると、おお!黒部ダムが見える。
大汝休憩所でトイレ・休憩します。
中に入ってみるとこのときは誰もおらず。
食事や飲み物のメニューがありました。大汝定食に惹かれつつ、昼食時に来れたらとちょっと後悔。
水分を取って再出発します。
ちなみに稜線はこんな感じで、ごつごつした岩の合間を縫って歩いていく感じです。
大汝山から30分ぐらいで富士ノ折立(2999m)到着! ここは、急斜面で結構怖い。気合を入れて登ってきました。しかしなぜか看板が4枚もあるのだろう?
富士ノ折立山頂は狭く切り立っていて、高所恐怖症の自分は、立っているだけで怖い。写真じゃ伝わらないか。
室堂方向をパシャリ(しかし、自分の影に気づかずショック)。こう見ると結構登ったな~。昨日見たみくりが池は小さく見えるね。
富士ノ折立を降りて、真砂岳方面に向かいます。
東側には内蔵助カール?に大きな雪渓が広がっています。
少し疲れたのでここらで休憩を取ることにしました。パンをもぐもぐ・・・。
富士ノ折立から休憩をはさんで約1時間後、真砂岳(2861m)に到着。あまりピーク感はなく、少し高くなっている場所って感じ。
東側にある内蔵助山荘方面。念のため内蔵助山荘でトイレを貸してもらいました。綺麗なトイレでしたよ。
内蔵助山荘から北側にある真砂岳カール方面。
真砂岳から約1時間で別山南峰(2874m)へ到着。一旦下った後の登りがきつかったが、ペースを落としてゆっくり登ってきましたよ。
はぁ~、これが剱岳・・・。あまりの存在感に言葉が出てきません。細かい剱が次々と立ったような峰が見えますね~。どうやって登っていくだろう?しばらく剱岳を眺めていました。
別山から約30分剱御前小舎へ到着。ここで昼食をとりました。
剱御前小舎から剱岳方面。いつかこの山に登るのかな~と思ってみたり・・・。
雄山方面。この稜線を登ってきたと思うとちょっと感動しました。
稜線歩きはここまでで、ここから新室堂乗越を経由して、雷鳥平にむけ下っていきます。
この長い下り坂、チングルマの花畑がたくさんあって心が和みます。
ここで雷鳥親子にも出会うことができましたが、写真だと小さく映ってしまって見えにくく、アップできずに残念。
雷鳥沢キャンプ場まで下りてきました。長いくだりを降りてきてもうへとへとです。
今日宿泊する雷鳥沢ヒュッテはすぐ近くにあり、15:00頃到着しました。
2日目は以上です。
3日目は帰りの移動日でその日のうちに沖縄に帰り、翌日ゆっくり休んで疲れをとる予定でしたが、台風の影響で飛行機が欠航し、東京で1泊足止めされることになりました。
登山初心者、初めての北アルプス立山縦走で感動の旅となりました。
快晴の中、たくさんの高山植物、素晴らしく美しい山々と出会えることができて、帰りたくない病になりそうでした。
また、機会を作って紅葉の時期にでも行きたいと思えた山旅でした。